私は思ふ。

あるがままの心を素直に表現できたら、人生ってどんなに素敵だろう・・・☆

潜らせる。

この歳になって、初体験をした!!

 

人生で初めて『葉巻』を吸ってみた。

いや、潜らせてみた!

 

思い起こせば・・・

 

①、大学四年生の頃

「とんちんかん」というローカルな居酒屋でバイトをしているときに、何か間が持たなくて、格好を付けたくて「マルボロ」を吸ってみた。

苦い、臭い!!

何でみんなこんなものを吸うのか、不思議で仕方がなかった。

結局、一箱も吸えずに終わった気がする・・・

 

②、社会人一年目の研修時

あの頃は喫煙がある種の文化や風習みたいなものであり、タバコを吸う事で、みんなが仲良くなったり、コミニケーションをしたりいい時間を過ごしていた。

そう「いっぷく」の存在だ。

最初は、上記に記されているように一箱も吸えずに断念した訳だから、ちょっとした休憩時間や食事の後など、普通に過ごしていた。

しかし「いっぷく」をしている同期の奴らは、明らかに先輩方と仲良くなっており、円滑な人間関係を構築し始めていたのだ!

そんなところで、ビハインドを抱えたくもないので、頑張ってリトライする事にした!

今度は「キャスターマイルド3mg」。

友人曰く「バニラの味出して、甘くて美味しいよ!」と

・・・大嘘だった!!!

結局、苦い、臭い、まずい!

一箱も吸えずに、断念した(笑)

 

③、26歳のバーにて

【キィンっ】ん!?

またしばらくし【キィンっ!】んん〜??

カウンターに座っているお金を持っていそうな紳士の手元からその音は鳴っていた!

そう『デュポン』のライターだ☆

あのライターが欲しいっ!!

あの【キィンっ】という音を出したいっ!!

後日、ブランドショップに行き、実際にライターを見に行ってみると、白い手袋をした店員が「一つ一つ音が違うんですよっ♪」とうことで、いくつかを実際に開け閉めし、その音を聞かせてくれた。

するとびっくりするくらい音が違い、あの【キィンっ】といういい音を発生する代物は、なかなか無いのだなという事で、諦め、撤退し、買えずじまいとなり、この時は一箱どころか、一本も吸わずに断念した。

 

 

そこから10年の月日が流れ、

今日、徐にバーテンダーへ「葉巻を吸ってみたいのですが・・・」と聞いてみると、他のお客さんが一人もいなかった事もあり、丁寧にいろいろ説明してくれた。

タバコとの違いや、原産地の違い、火の付け方や、味、価格の違いなど、聞いているだけで男心をくすぐられた!

ちなみにその方は、タバコは一切吸わないのに、葉巻は別物で、好んで吸うそうな。

それが一番のモチベーションとなり「タバコが吸えなくてもいいんですねっ!」ということで、心機一転、1400円のエントリーモデルをチャレンジしてみる事にした☆

カッターで口を切り、丁寧に火をつけてくれ、「ゆっくり口に含んでみてください」

その指示通りにとりあえずやってみた!

んっ、タバコと同じかな??

そんな事を思いながら、何回かゆっくり吸い込み、口で2〜3秒ためて、ゆっくりと漏れるように吐き出す。

すると、

そうか!これが俗にいう『潜らせる』ということなのかっ!!

また、1分くらいほっとくと火が消えてしまうので、そうならない程度に繰り返していくうちに、味がまろやかに、甘くなってくるのが分かった!

おぉ〜!意外といけるかもしれない!!

 

ということで、あの頃のリベンジを果たすべく、『葉巻』デビューをしたのだった。

 

しかし、これがニコチン酔い!?なのだろうか、頭がボーっとする・・・

 

そして何より、匂いが臭い!!

洋服も髪の毛も、口の中も、身体も、全てあの何とも言えない匂いが纏わり付いている。

 

まっでも、この歳の好奇心、そして初体験は思った以上に楽しいものであったので、良かった事としよう☆

お風呂に入って、身体をきれいにしてから眠る事にします。