私は思ふ。

あるがままの心を素直に表現できたら、人生ってどんなに素敵だろう・・・☆

富山県氷見市の「コマツキャステックス」工場爆発事故により、私の大切な後輩が命を落とした…

不謹慎かもしれないが、彼の存在を生涯忘れない為にも、あえてブログに書くことにした。


今回の事故を通じて、「死」は唐突にやってくるのだなと、再認識させられたと同時に、どこかでもう一度くらい、顔を見ることはできなかったのだろうか…などといった行き場のない、生産性のない後悔で、頭も胸もいっぱいになった…


あの頃の彼は、
純粋で不器用で、はにかんだ笑顔が印象的な青年だった。
また、あの頃の彼は強く、思い切りもよく、対空時間の長い強いシュートは、魅力があり、爽快そのものであった。


しかし、いつも何処かで、彼の心の「影」を感じざるを得なかった…

何が理由なのかも分からない。
本当にそんな「影」が存在したのかも分からない。

でも、一つ言えることは、私にはいつも、その漠然とした「影」が見えたのだ…

他人には、決して、立ち入ることのできない特別な場所である「影」の存在を


彼は、心から笑えていたのだろうか?
彼は、自分の人生を生きていたのだろうか?
彼は、報われたのだろうか?
彼は、幸せだったのか?

彼の人生とは、一体なんだったのだろうか??


仕事を頑張ることは素晴らしい!
仕事に誇りが持てることは素晴らしい!

でも、それが事故であれ、アクシデントであれ、ハプニングであれ、
仕事で「命」を落とすことは納得ができない…


彼の事を想い、憂鬱になった。
彼の事を想い、何だか怖くなった。
彼の事を想い、無力感に襲われた。
彼の事を想い、儚さを感じた。
彼の事を想い、心から淋しいと思った。


私もいつ「死」が来るのだろうか?

彼の「死」によって、彼に会うことは、二度とできない訳で…

「死」を受け入れるほど、自分は大人ではないのだなと思い知らされた。


「死」の先に何があるのかは、私にも誰にも分からないが、もし何かがあるのなら、心からの”会心の笑顔”で彼が存在しててくれることを切に願いたい!

さらには、
あの頃のように、高く高く跳んで、大きく羽ばたいてもらいたいと、心から願う次第である。


本当に、今世、お疲れさまでした。

君に出逢えた事実と思い出に感謝して、残された『生』を全うしたいと強く思うのでした。

おやすみ。
ゆっくり休んで下さいね☆